二重切開のダウンタイム
最終更新日: 2025年01月05日
ダウンタイム
二重切開のダウンタイムには、腫れや内出血があります。
腫れや内出血は手術後2,3日をピークに徐々になくなっていきます。
手術後、約5日後に抜糸を行いますが、その後は、腫れや内出血は急激に目立たなくなっていきます。
個人差はありますが、2週間後にはほとんどわからなくなります。
この画像は、手術後、約15分後の画像になります。
内出血や腫れの原因
まぶたの二重切開や目頭、目尻切開をする場合、手術中に皮膚の組織や血管を切るため、手術後にまぶたに腫れや内出血が生じてしまいます。
血管を切ると血液の行き場がなくなり、そこにたまるので、腫れや内出血が起こります。
指先を輪ゴムで止めると指先が青紫色になるのと同じ原理です。
また、二重切開の場合、切開をする部分と目の上のラインの幅が狭いため、血液が溜まる範囲がせまいため、腫れや内出血が残りづらいです。
2週間後
手術後2週間たつと、血管が再生され、溜まった血液が流れるようになるので、腫れや内出血がほとんどわからなくなります。
ダウンタイム期間中の過ごし方
目は心臓より高い位置にあります。
人間の体には、血管で張り巡らされていて、大きく分けると動脈と静脈に分かれます。
心臓から血液が押し出されるのが動脈で、心臓に戻ってくるのが静脈です。
また血液は重力に作用されるので、重力によって下に落ちようとします。
二重の切開の後に、横になって休んでしまうと、目と心臓の位置が同じくらいの高さにあるため、状態を起こしているときに比べて切開をしたまぶたのあたりに血が集まってしまい、腫れや内出血が目立ってしまいます。
そのため、手術後2,3日は起きている際は、なるべく横になる状態を減らして座ったり立ったりして、まぶたを心臓より高い位置に持ってくることをお勧めします。
手術後の入浴
二重切開の後の、長湯は腫れや内出血などのダウンタイムを長引かせるためお勧めしていません。
血管は温かいと膨張し、寒いと収縮します。
血管が膨張すると、血液の流れもよくなり、また、血管から液体成分が漏れてしまうため、腫れや内出血が長引いてしまいます。
逆に冷やすと、血管が収縮するため、血管から液体成分が漏れづらくなり、腫れや内出血が収まりやすくなります。
腫れを早く引かせるために
腫れや内出血を早く引かせるためには、目の周りを冷やすことをお勧めしています。
就寝中は横になっているので、朝起きた時が一番、腫れや内出血が一番出やすい時間になります。
そのため、腫れや出やすい手術後2,3日は、朝起きたら3分程度目の周りを優しく冷やすと、腫れや内出血を引かせることができます。
また、共立美容外科では腫れや内出血を早く引かせるために、手術中にバイポーラを使用して、血液を凝固して止血しています。
激しい運動
運動をすると、血管が拡張し、血液の流れもよくなるため、切開部分の血管から液体成分が漏れてしまうため、腫れや内出血が長引いてしまいます。
そのため手術後10日程度は、激しい運動は控えてください。
洗顔
手術直後は切開部分の皮膚や組織がまだ癒着していないので、念のため抜糸をするまでは、洗顔をする際は、目元以外を洗顔するようにしてください。
ただ、個人差はありますが、48時間立つと、組織は癒着すると言われていますので、手術後、最低48時間空ければ、目元を濡らしても大丈夫です。
また、切開部分を刺激すると、内出血や腫れが悪化してしまう恐れもあります。
シャワー
体を洗う場合は問題ありませんが、シャンプーをする際は洗顔と同様、念のため抜糸をするまではシャワーで目元をぬらさないようにしてください。
また、腫れや内出血がある間は、瞼は炎症している状態になります。
炎症している部分にシャワーの熱が当たると、患部が悪化してしまう恐れがあります。炎症している部分に、さらに熱を加えないようにしてください。
仕事
デスクワークや接客業などの仕事は二重切開の翌日から可能です。
ただ、まだまぶたには腫れ内出血があるので、周りに整形したことをわからないようにしたい場合は、眼鏡をかけたるなどの対策を取られることをお勧めしています。
お酒
お酒を飲むとアルコールが血管に作用し、血管を膨張させ、血流をよくします。お酒を飲んで顔が赤くなるのは、血流が良くなるためです。
それと同じように血流が良くなると内出血が濃くなってしまいます。
そのため、抜糸後は少量お酒を飲んでも大丈夫ですが、普段通りお酒を飲む場合は2週間は控えてください。
手術直後の腫れと内出血
手術後、約10秒後の腫れや内出血の状態です。
個人差がありますが、まぶたは赤紫色を帯びてきます。
ダウンタイムの期間の症例写真
二重切開のダウンタイムの期間を手術前から1か月間、日々の変わりようを1日づつ写真でご紹介しています。
2か月後の完成までご覧いただけます。
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このページの監修・執筆医師
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医師
児玉 肇(こだま はじめ)
日本抗加齢医学会 認定専門医
日本外科学会 外科専門医
日本救急医学会 救急科専門医
日本麻酔科学会 麻酔科認定医-
略歴
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- 2004年
- 東邦大学医学部卒業
- 2004年
- 東邦大学医療センター 大橋病院研修医
- 2006年
- 東邦大学医療センター 大橋病院外科入局
- 2007年
- 清智会記念病院救急部
- 2010年
- 東邦大学医療センター 大橋病院外科
- 2014年
- 共立美容外科 入職
- 2015年
- 共立美容外科 千葉院 開院
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-
主な加盟団体
日本抗加齢医学会 認定専門医
日本外科学会 外科専門医
日本救急医学会 救急科専門医
日本麻酔科学会 麻酔科認定医
日本禁煙学会 認定指導医
日本美容外科学会会員
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